[2017年4月 3日]

平成29年3月30日に当社は創立以降初めての新造船(魚油運搬船)「OMEGAⅢ(オメガスリー)」の進水式を、興亜産業株式会社(香川県丸亀市)にて執り行いました。
当日は春の穏やかな花曇りでしたが、丸亀南中学校のブラスバンド40名の皆さんの感動的な「宇宙戦艦YAMATO」の演奏が始まると晴れ間が広がり、新造船「OMEGAⅢ」が厳かに進水しました。

日本水産グループのファインケミカル事業と水産事業における魚油の国内海上物流事業に新たな 取り組みを開始します。魚油事業拡大に適応し、運搬能力の増強と最新設備による環境保全への対応を強化します。従来以上に安全な航海と効率的な運航を全てのお客様にお約束を致します。

「OMEGAⅢ」要目表
船種 :液体化学薬品ばら積み船(タイプ2種)
総トン数/積載容量  :約499トン/約1,150立方メートル
竣工年月日 :2017年6月30日引き渡し
主要貨物 :魚油、油脂類他
主要寸法 :全長約64.2m×垂線間長60.00m×幅10.00m×深さ4.50m、
 喫水4.10m
航海速力 :約11.0ノット
主機関 :阪神内燃工業製LH28RG、単動4サイクル過給機、
 空気冷却器付ディーゼル機関 735kW(1000馬力)×335/233rpm
船主 :ニッスイマリン工業株式会社
荷主 :日本水産株式会社
建造会社 :興亜産業株式会社
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